デジタル人材が不足していると言われている。
インターネットを使ったサービスの拡大が飛躍的に伸びていることはあなたも感じているだろう。
まもなく、ITやDXがより発達し、AIが活躍する世の中に変化していく。
その時、あなたはデジタル化にうまく対応できる能力を身につけているだろうか?
自問自答してみてほしい。
会社のDX人材への投資と登用
社内にDX人材を揃えておかないと会社の競争力が削がれてしまうと懸念する経営者も多い。
だが、人材投資を行える企業は一部の大企業中心なのが現実。
実は多くの会社では、デジタル化に対してまだ有効な手段を構築できていないのが実態だ。
決まった解決方法がないからこそ、どの企業も掛け声はするけれども、いったい何から手をつければ良いのかわからない、登用の基準など、人事施策全般をどのように再構築すれば様のかわからない、といった人事マンも多い。
日本のデジタル競争力をご存知だろうか?
総務省の情報通信白書をみると、衝撃のデータが載っている。下の図を見ていただきたい。
国際比較で63カ国中、なんと27位である。
当然の結果として、DX人材を育てたくても、社内にそもそもDXを語れる人材や教えることができる人材が不足しているのだ。
そして、人材の少なさは、適切な評価を得にくいという側面も持つ。
あなたはDX人材化やIT化に乗り遅れてはいけない
では、あなたはどうすれば良いのか。
自分自身でDX人材化をすすめていくしかない。デジタル化やIT化に乗り遅れてはいけない。
ITは考えているだけではダメで、とにかく何事も試してみること。行動することが大事。
失敗を恐れていてはいけない。
デジタル社会で人間ができることは「考える」こと。
そこでリスキリング!
研修を受けたり、デジタル教材を勉強してみることも有効。ただし、やみくもに手を出してはいけない。まず2つくらいを仕上げてみよう。
研修動画サービスや、デジタル資格の資格試験を受験して、自分の能力の客観的なレベル感を測っておくのも有効だ。
何より、トライアンドエラーを繰り返し、身に着けていくことが大事。
市場評価を意識して、リスキリング の成果を試せる副業や業務で働いてみるのもいいだろう。
勤務先から適切な評価が得られないときは転職も考慮
あなたは適切な評価をいまの勤務先から得られているだろうか?
DX人材になったとき、いまの勤務先はあなたを高いポジションに登用してくれるだろうか。
年功序列が強く、登用してくれないと思っていても、経営陣の中には案外危機感を持っている企業もあるが、中間管理職がイケていない企業もまだまだ多い。
でも腐っていてはいけない。自分のスキルを磨いて、能力を高めておこう。
でも、いまの勤務先ではいくら自分のデジタルスキルを高めたとしても、適切に評価されないことがわかった時は、転職することも選択肢。
人材の流動化は始まっている。まずは小さな一歩として副業を始めてみるのも良い。
興味があるなら、試しに副業案件に登録してみよう。きっと役に立つはず。
デジタルスキルを高め、ある程度実戦経験を積めば、どこに行っても働き口は見つかるもの。
デジタルと無縁な社会にはもう戻れないのだから。
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