副業をしている人の多くが、自分のスキルアップのために「リスキリング」を行なっていることは周知の事実です。
そして、それはデータでも裏付けられています。
ここから、副業は、本業に関係するスキルをリスキリング (学び直し)した成果と組み合わせると、効果が生じやすいと言えます。
リスキリング(学び直し)に関するアンケート調査(2023年1月)によると、フリーランスが本業の人のリスキリング 率は15.7%であったのに対し、副業でフリーランスをしている人のリスキリング 率は2倍以上の36.5%と高くなっています。
本業を抱えつつ、リスキリング で自身の能力を高め、副業で稼いでいる人が多いんです。
では、そんな副業人材はリスキリング を実践するのにどれくらいの費用をかけているのでしょうか?
また、どんなことを課題と感じているのでしょうか?
あなたがリスキリングや副業での収入アップに関心があるなら、確認しておきましょう。
副業人材がリスキリング にかけている費用
副業人材のみんなは、リスキリングにどれくらいの費用をかけているかご存知ですか?
さっそく、調査結果を見てみましょう。
毎月5,000円未満が約30%、5,000〜10,000円が約15%、10,000〜30,000円が約35%となっています。
費用が毎月1万円未満の人が全体の約45%、毎月1万円以上の費用をかけている人が半数以上います。
意外と費用をかけている人は多いのですね。(私は「そんなに費用かけている人が多いんだ〜」と意外に思いました。)
それでは、リスキリングを実践している人は、どんな考えでリスキリング に取り組んでいるのでしょうか?
確認していきましょう。
リスキリングに取り組む上で必要なこと
リスキリングに取り組む上で大切なことはなんでしょうか。
「学ぶ目的」ですね。なんのために学ぶのかが大切です。
学ぶ手段が目的化しないように気をつけましょう。
実際にリスキリング に取り組んでいる人たちが重視していることは次のことです。
多くの人が重視しているポイントは、「自身のキャリアプランの明確化」と「学習分野および最適なツールの選択」です。
自分の本業に役に立つスキルを学び直し、キャリアプランに役立てることを意識して取り組んでいる人が多くなっています。
リスキリング に取り組むときの課題と解決方法
上記の「リスキリング(学び直し)に関するアンケート調査」では、リスキリング に取り組む際の課題の上位3つとして、次の内容が掲げられています。
- 学習時間を確保するのが難しい
- 最適な学習ツールが見つからない
- モチベーションを維持できない
学習時間については、毎日少しずつ毎朝30分学ぶとか、通勤などのスキマ時間を活用する、週末の時間を活用することで対処していきましょう。
学習ツールは最初は無料のものから試す人が多いです。最初に選んだ分野のアタリをつけるため、書籍を読んだりYouTubeを見たり、周囲の人に聞いたり、Udemyなどの講座をざっとみて、それから何で学ぶかを決めている人が多そうです。
そして、リスクキリングはどちらかというと自分一人で行う活動が多くなります。そのため、すぐに人から認めてもらえることが少なく、モチベーションの維持が難しく感じられることがあるかもしれません。
そんな時は、専門知識が向上した将来の自分の姿を想像したり、情報発信して周囲の反応を確認してみることを取り入れてみましょう。
まとめ|リスキリングにかける費用と継続するために必要なこと
副業人材がリスキリングにかける費用と継続するために必要なことについて理解が深まったのではないでしょうか。
あまり多くのお金をかけず、継続的に取り組むことが「リスキリング」が長続きするコツです。
そして「リスキリング」で獲得した知見を使って副業に生かし、収益を獲得して収入アップに結びつけている人が増えています。
あなたも、Let’s Re-Skilling!!
コメント